ALINEST
安藤 未恵

プロフィール
About
安藤 未恵|Mie Ando
ALINEST(アリネスト)代表
整理収納アドバイザー
川崎・横浜・東京を中心に、これまで500件以上のお宅で整理収納サポートを行ってきました。
私が大切にしているのは、
「何を捨てるか」より、
「どんな暮らしがしたいか」から考えること。
片付けることそのものをゴールにするのではなく、
その先にある毎日の過ごしやすさや、心地よさまで一緒に考える。
そんな整理収納を大切にしています。
心地よい暮らしの「カタチ」は、人それぞれ
私は神奈川県横須賀市で育ちました。
米軍基地のある街が近かったこともあり、
子どもの頃から英語や海外の文化を比較的身近に感じていました。
海外ドラマや英語が好きで、大学では英語・英米文学を専攻。
19歳の時、ニュージーランド・クライストチャーチで1か月のホームステイを経験しました。
帰国後も海外の文化や暮らしへの興味は続き、
横須賀の米軍基地内で暮らすアメリカ人のご家庭へ英語を習いに通い、
ショートホームステイを経験したこともあります。
日本にいながら、実際に海外のご家庭の中で過ごしてみる。
食事や家での過ごし方、家族との時間、住まいの使い方など、
普段とは違う暮らしに触れることは、当時の私にとって
とても新鮮な経験でした。
その後も、アメリカやヨーロッパをバックパッカーで周遊したり、
さまざまな国を旅しました。
カナダ・トロントでは1年間のワーキングホリデーを経験し、
現地で働きながら生活をしました。
旅をしたり、実際に海外で暮らしたりする中で感じたのは、
国や文化が変われば「当たり前」も変わるということでした。
住まいの使い方。
物の持ち方。
食事や時間の過ごし方。
家族や身近な人との距離感。
そして、何に心地よさを感じるのか。
さまざまな暮らしに触れる中で、
自分にとっての当たり前が、
誰かにとっての当たり前とは限らない。
そう感じるようになりました。
だから私は、
心地よい暮らしに、ひとつの正解はない。
と思っています。
これは、今のお客様との関わり方にも繋がっています。
家族であっても、育った環境や文化、生活習慣が違えば、
物の持ち方や暮らし方について意見が違うことはむしろ自然。
どちらかを「正解」にするのではなく、それぞれが大切にしていることを知り、そのご家庭に合う形を見つけていく
。
その家には、その家の心地よさがある。
私は、それを一緒に見つける人でありたいと思っています。
私自身、ずっと片付けが得意だったわけではありません
子どもの頃から、整った空間は比較的身近なものでした。
父は、いわゆる**「物の住所」をきっちり決める人**。
使った物は必ず元の場所へ戻し、定位置以外に物が
置きっぱなしになっているところを、見た記憶がありません。
母は、パートで働きながら3姉妹を育て、
家のこともこなしていましたが、
毎朝の掃除を欠かさない人でした。
よく言われていたのが、
「床に物を置かないでね」
という言葉。
理由はとてもシンプルで、
「床に物がなければ、すぐに掃除機をかけられるから」。
当時の私は、その意味を深く考えることもなく、ほとんど無関心でした。
今振り返ると、
「使った物を戻せる場所をつくること」
「家事がしやすい状態をつくること」
という、今の私が大切にしている考え方の原点は、
両親の暮らしの中にあったのかもしれません。
そんな環境で育った私が、初めて「自分で整えること」を強く意識したのは、中学生の頃でした。
自分の部屋にある物を一度すべて出し、ひとつずつ整理したことがあります。
物が整理され、部屋が整っていくにつれて、不思議と自分の気持ちまでスッキリしていった。
その感覚は、今でも覚えています。
とはいえ、私自身、ずっと片付けに困らなかったわけではありません。
大人になり一人暮らしを始めた頃には、洋服が増え、収納からあふれてしまったこともありました。
似たような物を買ってしまったり、
「まだ使えるから」
「高かったから」
「いつか使うかもしれないから」
と、なかなか手放せなかったり。
だから、お客様から
「捨てられないんです」
と言われても、私はすぐに「では捨てましょう」とは考えません。
物を持っていることには、その方なりの理由があります。
無理に手放すことよりも、
なぜ残したいと思うのか。
これから、どんな物を大切にしたいのか。
そこに目を向けることの方が大切だと思っています。
自分にとって大切なものが見えてくると、残したい物と、もう役目を終えた物も、少しずつ見えてくることがあります。
私の「整える」の原点
振り返ると、整理収納を仕事にするよりずっと前から、
「心地よく整えること」に惹かれていたように思います。
大学卒業後、最初に選んだ仕事はリラクゼーションの仕事でした。
リフレクソロジー、推拿(すいな)、ロミロミなどの施術を経験し、アロマフェイシャルやアロマボディについても学びました。
施術を終えたお客様の身体がほぐれ、来店されたときより表情までふっと
やわらかくなり笑顔になる。
そんな瞬間を見ることが大好きでした。
当時は、身体を整える仕事。
今は、暮らしを整える仕事。
仕事の形は変わりましたが、
その方が少しラクになり、心地よく過ごせるようにすること。
私が大切にしたいことは、今も変わっていないのかもしれません。
「好きなこと」で、人の役に立てる仕事を
リラクゼーションサロンを退職後、ブラインドメーカーで営業事務を経験し、ワーキングホリデーでカナダトロントへ。
カナダから帰国後は、自動車メーカーで事務の仕事をしていました。
そんな中、私にとって大きな転機となったのが、祖母との別れでした。
コロナ禍で自由に会いに行くことができず、最期のお別れにも、
お葬式にも参列することができませんでした。
その経験を通して、改めて強く感じたことがあります。
人生は一度きりで、いつ何が起こるか分からない。
それなら、自分が本当に好きだと思えることを仕事にして、
誰かの役に立てる生き方をしたい。
そんな思いが、少しずつ大きくなっていきました。
同じ頃、自分自身の心と身体についても見つめ直すようになりました。
食生活が乱れ、食べることで気持ちを満たそうとしていた時期もあり、
「一度立ち止まって、心も身体も整えたい」
と思うようになりました。
そして自動車メーカーを退職。
以前から興味のあったオーガニックについて、きちんと学んでみようと考えました。
自分の「軸」を持つために
当時、オーガニックについて調べてみると、世の中にはさまざまな情報があふれていました。
なんとなく身体に良さそうだから選ぶのではなく、
きちんとした知識を持ったうえで、自分なりの判断軸を持ちたい。
そう思い、ドイツIOBスクールで、エビデンスに基づいたオーガニックの専門知識を学びました。
最初のきっかけは「食」でしたが、学びを深めるにつれ、
興味はオーガニックコットンなどの素材や、商品がつくられる背景、生産に関わる人々の想いへと広がっていきました。
そして私自身も、
「私は、何を基準に物を選ぶのだろう?」
と考えるようになりました。
暮らしを整えることは、「選ぶこと」でもある
何を選び、何を自分の暮らしに取り入れるのか。
誰かの基準ではなく、自分自身の基準を持つこと。
このときの学びは、今の私の整理収納に対する考え方にもつながっています。
「こんな仕事がしたい」と思えた瞬間
自分自身のこれからを考える中で、もともと好きだった「整えること」について、もっときちんと学んでみたいと思うようになりました。
そして、整理収納アドバイザー準1級の講座を受講しました。
その講座の中で、先生がお客様とのエピソードやお片付けをしている動画を見せてくださいました。
整理収納のサポートを受けたお客様から、
「人生が変わった」
と話す表情を見て、私はとても心を動かされました。
片付けは、ただ部屋をきれいにすることではない。
暮らしが整うことで、その人の毎日の過ごし方や気持ちまで変わっていくことがある。
そして、この仕事は、そんな
**「その人の暮らしが変わっていく瞬間」
に立ち会える仕事なのかもしれない。**
そう思いました。
祖母との別れをきっかけに、
「自分の好きなことで、人の役に立てる仕事がしたい」
と考えるようになっていた私にとって、その話は強く心に残りました。
「私も、こんな形で人の役に立ちたい。
こんな仕事がしたい。」
そう思えたことが、整理収納を仕事にしようと決めた大きなきっかけでした。
その後、整理収納アドバイザー1級を取得。
タスカジへの登録をきっかけに、個人事業主として訪問整理収納サポートを始めました。
そして現在までに、500件以上のお宅で整理収納のお手伝いをしてきました。
あのとき先生が見せてくださった「人生が変わった」瞬間。
500件以上のお宅を訪問した今、その物語が心に残った理由を、以前よりも感じるようになりました。
整理収納によって変わるのは、部屋の見た目だけではありません。
探し物が減ったり。
家事が少しラクになったり。
家族との時間が増えたり。
好きなことをする余裕が生まれたり。
暮らしが整うことで、その先の時間の使い方まで変わっていくことがある。
だから私は、片付けることだけをゴールにはしたくありません。
その方がこれから、
「どんな暮らしがしたいのか」
そこまで一緒に考えられる整理収納アドバイザーでありたいと思っています。
500件以上のお宅を訪問して、確信したこと
整理収納アドバイザー1級を取得後、タスカジへの登録をきっかけに、個人事業主として訪問整理収納サポートを始めました。
これまでに訪問したお宅は500件以上。
クローゼット、キッチン、リビング、子ども部屋、書類整理など、さまざまな場所の整理収納に携わってきました。
たくさんのお宅を訪問するほど、強く感じることがあります。
同じ暮らしは、ひとつとしてない。
同じような間取りでも、暮らす人が変われば使いやすい収納は変わります。
細かく分類した方が使いやすい方もいれば、大きく分けた方が戻しやすい方もいる。
見えない収納が落ち着く方もいれば、見えた方が使いやすい方もいます。
だから私は、最初から「正解」を持ってお客様のお宅へ伺うのではなく、
「今、どんなことに困っていますか?」
「この場所で、どんなふうに過ごしたいですか?」
「どうなったら、毎日の暮らしが少しラクになりそうですか?」
そんなお話を伺います。
最初から理想の暮らしをうまく言葉にできなくても、大丈夫です。
物と向き合い、暮らしについて一緒に考えていくうちに、
「これは好き」
「これはもう必要ないかもしれない」
「ここはもっとラクにしたかった」
「私はこんな時間を大切にしたかった」
と、ご自身の基準が少しずつ見えてくることがあります。
その方に合う答えを一緒に見つける。
500件以上のお宅に伺った今、私はそのことを以前よりも大切にしています。
整えた先にある「ゆとり」を大切に
探し物をする時間が減る。
家事が少しラクになる。
朝の支度がスムーズになる。
家族とゆっくり過ごせる。
好きなことに集中できる場所ができる。
家に帰ったとき、ほっとできる。
整理収納によって生まれるのは、きれいな部屋だけではありません。
時間や気持ちの余白も、一緒に生まれていく。
そして、その余白で何をしたいかも、人それぞれです。
私自身は、海外旅行が好きです。
知らない街を歩き、その土地の食事や文化に触れ、新しい価値観、現地の方に出会う時間を楽しんでいます。
最近はフラメンコも始めました。
軸をしっかり、意志を持って力強いフラメンコ。
ひとつのことに集中する時間は、私にとって大切な余白のひとつです。
仕事や家のことだけで毎日をいっぱいにするのではなく、自分の好きなことを楽しむ時間も持つ。
そんな暮らしも素敵だと思っています。
「何を捨てるか」より、
「どんな暮らしがしたいか」から考える。
あなたやご家族にとって大切なものを一緒に見つけながら、これからの暮らしを整えていく。
ALINESTが、そのきっかけになれたら嬉しいです。
Profile
ALINEST(アリネスト)代表
安藤 未恵|Mie Ando
神奈川県横須賀市出身
大学では英語・英米文学を専攻
大学卒業後、リラクゼーションサロンに勤務し、リフレクソロジー、推拿、ロミロミ、アロマなどを学ぶ
その後、ブラインド会社で営業事務を3年間経験
カナダ・トロントで1年間のワーキングホリデーを経験
帰国後、自動車メーカーでの事務職を経て
整理収納アドバイザー1級を取得
タスカジへの登録をきっかけに、
個人事業主として訪問整理収納サポートを開始
現在はALINEST代表として、
川崎市・横浜市・東京都を中心に整理収納サポートを行う
くらしのマーケットに出店中
訪問整理収納サポート実績500件以上。
資格・専門分野
・整理収納アドバイザー1級
・ホームファイリング®アドバイザー
・クリンネスト2級
・ドイツIOBオーガニック専門家
・アロマフェイシャル/ボディセラピスト